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2002年 9月22(日) 194444km
ブレーキフルードのエア抜きをやってたら,左フロントのエアだけ抜けにくい(フルードが出てこない)という症状があったのと,ブレーキパッドが残り1mmも無かったので,パッド交換とフロントのブレーキキャリパーをOHすることにしました。
まずはキャリパーの下側のボルト(12mm)をはずす
ここで,豆知識!このはずしたボルトを,キャリパーを持ち上げたところにある穴に差し込むと・・・(゚д゚)まあびっくりキャリパーが持ち上がったままになります。パッド交換には便利ですね。
ちょうどいいところに穴がある!
ピストンをはずしているところ
エアーコンプレッサーがある人は大丈夫ですが,もってないひとはブレーキホースをつないだままブレーキペダルを踏むとピストンが抜けます。ただし,抜けたあと大量のフルードが出てくるので注意しましょう。でも,片側だけ抜けたらもう一方は出てこないような?地道に引っ張れば出てきますかね。
下側のブーツには完全に穴が開いていた・・・
ピストンが抜けたら,ブレーキホースを切り離して(17mmのスパナが必要)キャリパーをはずしましょう。キャリパーの上側はスライドピンにささっているだけなのでずらすとはずせます。
キャリパーがはずれたら,上下のブーツとスライドピンを抜きましょう。上側のブーツは圧入されているので気をつけてください。
ばらし完了!
あとは,裏側のエア抜き用の栓をはずし(8mm),ピストンのブーツとそれを留めているリング,キャリパー内のピストンシール(画像左下)をはずせば,ばらしは完了です。
ピストンとキャリパーはサビサビ,ブーツは破れてきて,いつ固着してもおかしくない状態でした,あぁ怖い。
エア抜きのできなかった原因を探ろうとキャリパー内を覗いてみると・・・,破れたブーツの一部がシリンダ内に入り込んでエア抜きの穴をふさいでました!エアは抜けないけど,ブレーキは効く状態だったんだ,やっぱりOHして良かったなあと思いました。
再使用するのはものはキレイにしておきました
キャリパー本体,ピストン,スライドピン,エア抜き用の栓,キャリパー固定ボルトは再使用するので,キレイに洗浄してサビを落としておきましょう。ついでにキャリパーを塗装するのもいいかもしれませんね。
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